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日和暮らし

オープンハウスのご報告

ここ何回か、
<福生の家>のオープンハウスに先駆けて、
この住宅の特徴に関するご紹介を続けてきましたが、
本日12月5日(土曜日)、
おかげさまで、盛況に終えることができました。

午前中はなんとか天気が持ちましたが、
午後からの雨に、
どうなるかな?と不安もありましたが、
ご来場の方々がほとんど途切れることなく、
多くの方に<福生の家>を
直接、体験していただけました。

*雨が降り出してからいらした皆様には、
屋根上デッキに出ていただくことができず、
とても残念でした。

竣工写真については、
また改めてご紹介する予定です。
まずは、無事このイベントを終えることができました、
ご報告まで。

今回の開催にご協力いただいたお施主さま、建設会社さま、
そして多くのご来場いただいた皆様に、
厚く御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

ヨコの回遊性

今回も<福生の家>の秘密についてご紹介します。
前回は、1階洗面ホールから外部の物干デッキを経由した、
タテの回遊性についてでした。

今回は、ヨコの回遊性、つまり同一平面上で
ぐるぐる廻れることについてです。

living02.jpg
こちらは2階リビング・ダイニングですが、左手にチラリと、
開口の開いた木目の固まりが写っています。

2f_closet_lt.jpg
こちらの写真は、その木目の固まりを
先ほどの写真奥の窓付近で見たところ。
表面には10センチ程度の幅の板を、
ヨコ張りしているのがわかると思います。
これが、あたかも地層のような雰囲気ですね。

closet02.jpg
こちらは、2階玄関を入ったときの光景。
正面には一直線に廊下が伸び、
突き当たりがキッチン、
右手には、トイレと階段・クローゼットが設置されています。
この木目の固まりのなかは、収納と冷蔵庫置き場です。
これを中心に、2階フロアは、
丁度ドーナツのような空間です。
ふつうのドーナツと違うのは、
場所によって幅の太さに変化があるところ。
太いところはみんなの居場所、
細いところは通りみち。
ふつうのドーナツは、
どこをかじっても同じだけれど、
このドーナツでは、場所による味わいの違いが楽しめます。

タテの回遊性

またまた<福生の家>の工事中の写真を交えて、
その特徴についてご紹介します。

今回は、1階に設置した「洗面ホール」に関することです。
<福生の家>では、密集した周辺環境を考慮し、
家族の生活の場である「リビング」や「玄関」を2階に配置しました。

そうすると、当然ながら「寝室」等のプライベートな諸室は
1階に配置することになります。
このようなケースの場合、往々にして、
1階は「狭い廊下」と「個室」で構成される、
何とも息苦しい空間になりがちです。
今回、実際の面積と比較して、
狭さを感じさせない工夫の一つが、
1階の諸室へのアクセスホールとなる「洗面ホール」です。

1階は、家族のみのプライベートなゾーンと割り切り、
諸室をつなぐ「廊下」を「ホール」的な空間へと拡張しました。

senmen01.jpg
この写真は、1階出入口から「洗面ホール」を見たところ。
左側には「寝室」が2部屋、右側は「浴室」「WC」「階段」です。
この後、中央部壁際には、長い洗面カウンターと、家族の収納スペースが
設置されていきます。

senmen02.jpg
この写真は、「洗面ホール」から出入口を見たところ。
左手奥のガラス戸は「浴室」です。

kaidan01.jpg
こちらは、「階段」から2階へ向かう部分です。
外壁よりに設置されたため、脇に横長スリット状の
開口部を設けることができました。

deck01.jpg
こちらは、外部のデッキの一部です。
2階デッキへアプローチする階段の途中に、
踊り場を拡張したスペースを設け、
ここを「物干デッキ」と位置づけました。
ここは「洗面ホール」から1階出入口経由で、
人目につかず、簡単にアクセスできます。

この住宅には「回遊性」というテーマが設けられています。
2階フロアの「収納コア」を中心としたワンルーム化が
分かりやすい一例なのですが、
この「物干デッキ」の家事動線をはじめ、
外部のデッキを活かした、
『タテ方向の回遊性』こそ、
この住宅ならではの大きな特徴なのです。


***<福生の家>12月5日(土)オープンハウス開催!***
見学をご希望の方は、こちらまでご連絡ください。
info@space-33.com
詳細は、11月19日のブログ記事をご参照ください。

デッキのこと

これから、何回かに分けて、
もうすぐ竣工する<福生の家>について、
その特徴をご紹介していきます。

まずは、こちらの模型写真。

これは、最も初期の計画案の模型です。
この時点で、すでに2階デッキは、
この家にとって重要なエレメントの一つでした。

最終案と同様に、2階玄関へのアプローチであり、
リビングから大きな開口を通して連続する、
プライベートな外部空間として既に計画されています。


最終案とは、階段の位置や、
リビングとの位置関係が変わっていますが、
敷地内のシンボルツリーとの関わりなど、
当初のイメージを強く踏襲しています。

ちなみに屋根の上にもデッキが追加されましたが、
そのお話は改めて。

次にご覧いただく、こちらの写真は、
先日の工事中のものです。
リビングの開口部付近から、
大人の視点(1500mm程度)で
デッキ越しに南側を見た景色です。
hussa_deck.jpg
赤い錆び止め塗装された鉄骨には、
これから仕上げ塗装が施されたあと、
木製のルーバーが設置されます。

ルーバーが付いてからだと、
伝わらないので撮影したのがこの写真。
鉄骨フレームの上枠と、
お向かいのお宅の窓のラインは、
狙い通り、ピタリと一致しました。
*わざと合わせて撮影したわけじゃありません!

***<福生の家>12月5日(土)オープンハウス開催!***
見学をご希望の方は、こちらまでご連絡ください。
info@space-33.com
詳細は、11月19日のブログ記事をご参照ください。

上棟式が行われました!

9/18のお昼、台風が来るかもしれないという日でしたが、
秋空の広がる気持ちのよい日。

午前11時頃から上棟式を行い、
お昼からお施主様のおもてなしのもとで賑やかなお食事会となりました。
メンバーは、ご夫婦とお子様二人、奥様のご両親、
工務店の社長さん、大工さん数名、そして私とスタッフのT君。

お昼時ということもあり、乾杯はお茶でしたが、
お食事が進むにつれ大工さんが、日本酒も嗜まれていました。
お一人で一升瓶の半分は飲まれていたでしょうか・・・(苦笑)

お孫さん達の面倒をみるおばあちゃんの嬉しそうな笑顔が印象的な一日でした。
「これでここに通うんです!」と、おじいちゃんも愛車のバイクで帰って行かれました。
ご家族のみなさん、素敵なおもてなしをありがとうございました。

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家族の皆さんから愛されるような、幸せな家が出来上がりますように。
職人さん、どうぞ事故のないようよろしくお願いします!